富士急ハイランドに新大型コースター「ZOKKON(ぞっこん)」がオープン

日本が誇る絶叫の聖地である、富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は2023年7月20日(木)に新大型コースター「ZOKKON(ぞっこん)」をオープンする。オープンに先立ち編集部メンバーは試乗体験に参加した。

世界的にも珍しい“バイクライド型コースター”

12年振りの新アトラクションに胸を弾ませながらエントランスへ。未来感が漂う乗り場へ着くとそこにはバイク型の車体が待ち受けていた。バイク型のライドに乗り込み、ハンドルを握りしめ出発の準備は万端に。スタートの合図と共に暗闇内から急加速して一気に外のコースへ。迫りくるコースを左右に駆け巡りながら、全身で風を感じることができ爽快感は抜群。加速を繰り返しながら待ち受けたのは、先に続かないコースのレーン。どうなるの?とドキドキしている束の間にまさかの逆走行。走っていたレーンを同じスピード感で逆走するは何とも新しい不思議な感覚を感じることができる。

リニアモーターカーでも採用されている、リニアランチ方式という加速の仕組みを活用した、コース内に待ち受ける4 回の“加速”。次々と訪れる“旋回”、“トンネル内の走行”、“逆走”など、胸が高鳴るようなスリリングで心地よい体験は何度も乗りたくなること間違いなし。実際にバイクで峠を駆け抜けているような疾走感と爽快感を感じることができる。

“絶叫”より“気持ちいい”スリルを提供

乗車映像

「ZOKKON」開発担当者によると、今まで富士急ハイランドが提供してきた“絶叫”を追求するのではなく、ジェットコースターの原点に立ち返り、遊園地の存在意義を一から見つめ直したという。その答えとなったのが「ZOKKON」であった。ジェットコースターに乗る前のワクワクやドキドキ、乗っているときの爽快感やスリル、乗った後に感じる楽しさや気持ちよさを提供してくれる。絶叫好きの方はもちろん、絶叫が苦手な方でも楽しむことができるアトラクションだ。同行した編集部メンバーの1人も絶叫が苦手で、乗車前は恐怖と不安で絶望の顔であったが、体験後にはすっきりしたような面持ちで、心地よいスリルを味わえたと満足していた。身長制限120cm~なので小学生などのジェットコースターデビューにもおすすめ。きっとジェットコースターを好きになるきっかけとなるだろう。

“SEKAI NO OWARI”とのコラボレーション

「ZOKKON」は車体の足元付近にオーディオシステムを搭載。音楽を聴きながらコースターを楽しむことができる。今回、乗車中に体験することができるオリジナル楽曲及び演出監修を“SEKAI NO OWARI”が手掛ける。「ZOKKON」のために書き下ろしで制作された楽曲は、爽快感あふれるリズミカルな曲調とFukaseさんの滑らかで力強い歌声が、まるで音楽とコースターとが一体となっているかのように、コースターのスピードやコース展開と完璧にシンクロし、“SEKAI NO OWARI”の世界観を全身で感じることができる。

今年の夏は“爽快”を求めて富士急ハイランドへ

新アトラクションと合わせて楽しみたいのが、同園内で開催される「リガとガスパールタウン 10周年夏季イベント」。7月22日(土)~9月18日(月祝)の期間限定で、暑い夏を乗り切る爽快感たっぷりの夏メニューが登場。春に登場した10周年限定メニューに加え、昨年に引き続き激酸っぱいレモンスカッシュが大好評のレモン専門店がオープン。今年は追い塩をトッピングして激酸っぱい塩レモンスカッシュとして楽しめる他、夏のフルーツ、桃をごろっと使用したドリンクやベーグルなど暑い夏にぴったりのメニューが勢揃い。今年の夏は新しくなった富士急ハイランドへ行ってみてはいかがだろうか。

■富士急ハイランド
公式HP:https://www.fujiq.jp/
「ZOKKON」特設ページ:https://www.fujiq.jp/special/zokkon/index.html
※概要に関しては公式HPよりご確認ください

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Yuta Torii

ZEROMILEプロデューサー。 365日晩酌を欠かさないアラサー飲兵衛。新卒で百貨店に入社。お酒売場を担当し、唎酒師の資格も取得。転職してWebマーケターとしてのキャリアを積み、ZEROMILEの立ち上げを行った。このメディアを大きく成長させるべく日々奮闘中。

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