京都・貴船神社で特別夜間ライブ “AMBIENT in Nature™︎(アンビエント・イン・ネイチャー)”開催

2025年10月19日(日)、貴船神社の「奥宮」にて一夜限りの特別なライブ『AMBIENT in Nature™︎(アンビエント・イン・ネイチャー)』が開かれる。

貴船神社は万物の命の源である水の神を祀る、全国二千社を数える水神の総本宮。創建年代は極めて古く、約一三〇〇年前の白鳳六年にはすでに社殿造替の記録があることから、日本でも指折りの古社に数えられている。

その最奥に位置する「奥宮(おくみや)」は、貴船神社創建の地であり、森に囲まれた神聖な場所だ。

御鎮座伝説に伝わる玉依姫命(たまよりひめのみこと)が乗った黃船は、人目に触れぬように石で包み囲んだと伝えられ、今も苔むして奥宮本殿の側に祀られている。本殿の真下には「龍穴(りゅうけつ)」と言われる大きな穴が空いており、その上に社が創建された。龍穴は人目を忌むべき神聖なものであることから誰も見ることは許されていないが、貴船神社の龍穴は日本三大龍穴のひとつとされている。

第1回となる”AMBIENT in Nature™︎”では、この貴船神社「奥宮」を会場とし、100を超える和蝋燭を灯した幻想的な空間で演奏が行われる。

AMBIENT in Nature™︎とは

大自然のなかでひらかれるアンビエントLIVEパフォーマンス「AMBIENT in Nature™︎」は、人間中心(Human-centered)ではなく、自然中心(Nature-centered)で奏でられる生演奏ライブ。鳥や虫の鳴き声、風や雨といったような自然音を主体とし、演奏者はあくまで自然のゆらぎに身を委ねるようにアンビエントを奏でる。

出演は、ジャパニーズギタリスト・渥美幸裕(以下、敬称略)が主宰する『邦楽二.〇』のメンバー4名に加え、鳳笙演奏家・井原季子、ヒューマンビートボクサー・SHOW-GO、サウンドエンジニア・KND計7名。

入場はチケット制で、売り上げの一部は「貴船山の再生募金」に充てられる。

千年以上の歴史をもつ貴船神社の夜に耳を澄ませたら、どんな音が聞こえてくるのだろうか。

AMBIENT in Nature™︎ @京都・貴船神社(奥院)
先行チケット(CAMPFIRE)
https://camp-fire.jp/projects/876863/view
問い合わせ
https://1sixth.earth/contact

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ZEROMILE 編集部

知的好奇心旺盛なミレニアル世代に日本の情報を発信。 「好奇心が心理的距離をゼロにする」をテーマに、編集部がピックアップした情報を掲載。

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