石垣島のヴィラNOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」 藤本壮介が創る”もうひとつの地球”

沖縄県石垣島の南東の海岸エリアに広がる約3000坪の広大な敷地の中に、一棟の円形ヴィラが誕生した。7月1日に開業したNOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」は、これまで開業したNOT A HOTELシリーズの中でも最大規模の建築だ。

石垣島の自然に溶け込むヴィラ

NOT A HOTEL は、自分が購入した物件だけでなく、全てのNOT A HOTEL を相互に利用できるネットワーク性が特徴のシェア別荘サービス。これまでも、NIGO®や片山正通など、世界的な建築家やクリエイターが参画したことでも度々話題を呼んだ。

今回、石垣島にオープンした「EARTH」は、2025年日本国際博覧会の会場デザインプロデューサーも務める建築家・藤本壮介氏が手掛けた。地球と調和しながらも、もうひとつの特別な地球を作り出すようなイメージで制作したという。

緑が敷き詰められた中庭はすり鉢状になっており、中に立つと空や海だけが見える。真上から見ると周りの環境に溶け込み、境がなくなる。植栽計画は造園家・齊藤太一氏が手掛けた。

前オーナーがこの土地を売る際に条件にしたのは、周辺環境を壊さないこと。その思いを大切にする姿勢を見て、NOT A HOTELに託すことを決めたという。

五感を研ぎ澄ます、非日常のプライベート空間

建物の中で過ごす時間さえ、海と空と木々に囲まれたこの場所の魅力を存分に味わえる工夫がなされている。

例えば、水平線に沈む夕陽を眺めながら波の音や石垣の風を感じられるインフィニティプール。天窓に水盤が設置され、海底にいるような光が差し込むサウナ。海を望むバスルーム。迫力のあるパノラマビューが広がるリビングダイニングなど、どこにいても特別な場所にいることを実感できる。

家族や仲間と集まりビーチを満喫し、庭でBBQを楽しんだ後は、満天の星空を眺めながらリビングで晩酌、それぞれの部屋へ。大勢で滞在しても各自がオンとオフを切り替えながらゆったりと過ごせる。

土地の物語を紡ぐ、美食と文化の探求

NOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」では、宿泊者の希望に応じ、朝食やディナーの手配も可能。プライベートディナーでは、沖縄の豊かな自然に育まれた旬の海の幸や山の幸をふんだんに取り入れた特別なコース料理を専属シェフが提供する。地元産の石垣牛や島魚、新鮮な島野菜を中心に構成されるメニューは、過度な加工を施さず、素材の魅力を引き立てる調理法にこだわっている。

このほか、「アグー豚しゃぶしゃぶ」や、8〜10品ほどの多彩な料理をシェアスタイルで楽しめる「沖縄家庭料理ディナー」や、選りすぐりの沖縄食材をシェフがテラスにて炭火で焼き上「CHEF’s PREMIUM BBQ」など、多彩なメニューを用意している。

滞在をさらに特別なものにするアクティビティプログラムExperiences in ISHIGAKIでは、三線生演奏ディナーや、亜熱帯マングローブ探検、泡盛酒造でのオリジナル泡盛製作などが体験できる。

身体を休め、心を癒し、知的好奇心を満たせるNOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」。デジタル社会に疲れたら、”もうひとつの地球”にエスケープしよう。

NOT A HOTEL ISHIGAKI EARTH
物件所在地:〒907-0243 沖縄県石垣市字宮良120番地92
Webサイト:https://notahotel.com/shop/ishigaki/earth

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ZEROMILE 編集部

知的好奇心旺盛なミレニアル世代に日本の情報を発信。 「好奇心が心理的距離をゼロにする」をテーマに、編集部がピックアップした情報を掲載。

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