ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズで盆栽とフラワーアレンジメントが融合。展示会「自然の造形は、時と文化を超える」開催

2025年7月4日(金)〜13日(日)までの10日間、ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズとトラッドマンズ ボンサイによる共同展示会「自然の造形は、時と文化を超える」が開催される。

デンマーク出身のフラワーアーティスト、ニコライ・バーグマン。
日本独自の伝統、文化、風土から得られるインスピレーションを最大限に生かしながら、和と洋を融合した独自のデザインで20年以上日本を拠点に活動を続けている。その名を知らない人でも、彼の代表作である『フラワーボックスアレンジメント』は見たことがあるはずだ。黒のスタイリッシュなボックスはもちろん、クリスマスやバレンタイン、母の日などになると限定デザインが百貨店に並ぶ、新定番のフラワーギフト。あるいは、南青山のカフェ『Nicolai Bergmann NOMU』をSNSで見たことがあるかもしれない。

そんな彼が箱根・強羅の美しい自然に魅せられ、8年の月日を費やし2022年にオープンしたのが「Nicolai Bergmann Hakone Gardens(ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ)」だ。自然を守ることをプロジェクトの核とし、刻々と変化する自然を最大限に尊重しながら、人と自然がつながる唯一無二の場所として作り上げた。

今回、そのNicolai Bergmann Hakone Gardensで開催する展示会「自然の造形は、時と文化を超える」は、日本の伝統文化である盆栽を世界に発信する「TRADMAN’S BONSAI (トラッドマンズ ボンサイ)」と共同で開催される。

TRADMAN’S BONSAIは、盆栽プロデューサー小島 鉄平氏によって2015年に結成された。伝統を守るだけでなく、盆栽に込められた「おもてなしの心」と「利他の精神」の本質を大切にしながら、ストリートカルチャー、ファッション、アートとの融合により、日本の伝統文化に革新を取り入れ、日々進化を続けている。shu uemura、NIKE、Dior、RIMOWAをはじめとする国内外のブランドとのコラボレーションでも話題だ。近年おしゃれなお店で盆栽を見かける機会が増えたことが彼らの活躍ぶりを物語っている。

異なる植物芸術を追求する両者が共に挑み、創出する自然の造形美。園内に点在する6つのパビリオン内で、TRADMAN’S BONSAIが手がける盆栽と、ニコライ・バーグマンによるフラワーデザインが共に空間をつくり上げる。

花も盆栽も、いまを生きる植物でありながら、時という概念を超えた普遍性を宿している。その様子を間近で体感し、自然との向き合い方、時間の捉え方、美が織りなす関係性を改めて見つめ直す10日間の饗宴をぜひ味わってほしい。

Nicolai Bergmann Hakone Gardens
(ニコライ バーグマン 箱根 ガーデンズ)


◾️概要
住所:〒250-0408神奈川県足柄下郡箱根町強羅1323-119
開園時間:10:00 - 17:00
休園日:毎週水曜定休 (水曜祝日の場合は営業し、翌木曜休み) / 年末年始
※7月9日(水)は営業

◾️チケット販売
公式サイト:https://hakonegardens.jp/
毎月15日より翌月分のチケット予約を開始
駐車料金:普通車 500円 (園内40台) ※税込
※当日のキャッシュレス決済
※本展示会は、ガーデンの入園料のみでご覧いただけます。

Instagram:@nicolaibergmann_hakonegardens

SHARE

ZEROMILE 編集部

知的好奇心旺盛なミレニアル世代に日本の情報を発信。 「好奇心が心理的距離をゼロにする」をテーマに、編集部がピックアップした情報を掲載。

RELATED