大友克洋全集「AKIRA セル画展」 チケット残りわずか

漫画家、映像監督をはじめ、多彩なジャンルで作品を生み出し続ける作家・大友克洋氏が自ら企画、プロデュースする全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」の第1期が講談社より絶賛刊行中。

その第1期の中で複数巻にわたり関連書籍が刊行された、1988年公開の劇場版アニメーション映画『AKIRA』のセル画展を、池袋「Mixalive TOKYO」にて開催。会期は8月10日~31日となっているが、すでに土日祝のチケットは完売している人気ぶりだ。(7月12日時点)

「AKIRA セル画展」内容

大友克洋自らが監督を担当した、劇場版アニメーション映画『AKIRA』(1988年)。
刊行中の「大友克洋全集」第1期に、「絵コンテ集」も含め複数巻上梓した劇場版関連書籍の中から、「原画・レイアウト集」にも収録した、大友監督私蔵のセル画や貴重な直筆レイアウト約600点超を惜しまず展示。マンガ、映画に続き、今回の展示も大友克洋氏自らが企画構成し、劇場版の新たな楽しみ方をプロデュースするセル画展となる。

「NEO TOKYO」「NIGHT-MARE」「catastrophe theory」と大きくシーンを分けて、映画の設計を垣間見ることができる内容となっている。また、フォトスポットを設け、名シーンの一つである「ナイト・ベア」のシーンを再現している。
その他にも新企画も検討中ということで、公式SNSも要注目だ。

大友克洋全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」

漫画家、イラストレーター、映像監督、シナリオライターなどのジャンルに囚われない顔を持つ作家・大友克洋氏。その創作とプロデュースのすべてを、作者である大友克洋氏自身が時代順に俯瞰、総括、そしてリ=プロデュースするのが「大友克洋全集」だ。 世界中に衝撃をもたらした新しい表現方法の集積は、一人の作家のパーソナルな仕事集というだけでなく、1970年代から現代までの漫画、アニメ、映像までをも含む、現代文化の冒険を愉しめる作品集となっている。

第21巻『Animation AKIRA Storyboards 1』
Ⓒ2023 MASH・ROOM  Ⓒ1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会

大友氏の作品が1巻から時系列でまとめられた個人全集だが、発売順はランダムなため、全て揃えた時はじめて彼の軌跡を辿ることができる。

■第1期発売中ラインナップ
第8巻『童夢』(漫画)
第21巻『Animation AKIRA Storyboards 1』(アニメ映画『AKIRA』絵コンテ集)
第2巻『BOOGIE WOOGIE WALTZ』(漫画)
第22巻『Animation AKIRA Storyboards 2』(アニメ映画『AKIRA』絵コンテ集)
第3巻『ハイウェイスター』(漫画)
第4巻『さよならにっぽん』(漫画)
第23巻『Animation AKIRA Layouts & Key Frames 1』(アニメ映画『AKIRA』原画・レイアウト集)
第24巻『Animation AKIRA Layouts & Key Frames 2』(アニメ映画『AKIRA』原画・レイアウト集)

■第1期最新巻 7月21日ごろ2冊同時発売予定・予約受付中・各巻3,190円(税込)
第1巻『銃声』(漫画)
未成年期の大友克洋が、学生投稿者時代からプロデビュー後までの1971年―1974年にかけて制作した11篇の短編漫画を収録した初期作品集。

第5巻『Fire-Ball』(漫画)
大友克洋が24~25歳の1978、79年にかけて制作した12篇の短編漫画収録。
特に表題作の『Fire-Ball』は著者にとってSFという新たなジャンルに挑戦した重要作。
※以降の続巻は随時発表予定。

■基本情報
・判型:B5判変型サイズ
・第1期全巻購入特典:「大友克洋オリジナルデザイン 全集特製Tシャツ」(第1期全11巻に封入される応募券を集めて応募)
・各巻ごとに異なる初版限定「大友克洋デザインステッカー」封入
・タイトルにより巻末に大友克洋氏自身の解説入り
・装丁デザインは、大友克洋自身が担当

大友克洋全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」詳細
ホームページ:https://otomo-complete.com
Twitter・Instagram:@otomo_zenshu
大友克洋全集 AKIRAセル画展
開催場所:Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)4F Studio Mixa
〒170-0013 東京都豊島区東池袋1-14-3
会期日程:2023年8月10日(木)~2023年8月31日(木)
営業時間(最終入場時間):10:00~20:00(最終入場時間 19:45)
入場料:¥1,500(税込) ※未就学児は保護者同伴に限り入場可(入場無料)
特設サイト:https://otomo-complete.com/special/akira-cell-drawing/index.html
前売券販売HP:https://eplus.jp/AKIRA-cel/

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ZEROMILE 編集部

知的好奇心旺盛なミレニアル世代に日本の情報を発信。 「好奇心が心理的距離をゼロにする」をテーマに、編集部がピックアップした情報を掲載。

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