大人気ベーカリーdacōが中目黒にカフェをオープン。気になるドリンクが多すぎる!

福岡発祥のベーカリー「AMAM DACOTAN(アマムダコタン)」の姉妹ブランド「dacō(ダコー)」が、8月6日(火)に中目黒にイートインメインのベーカリーカフェをオープンした。

「アマムダコタン」が東京・表参道にオープンしたのは2021年。オープンから3年ほどたつ現在も、休日にはパン好きの女性たちの作る行列が周辺の名物となっている。その後、2023年10月に東京・桜新町、2024年2月にお茶の水にコンセプトの異なる「ダコー」をオープン。いずれも昼過ぎに売り切れてしまうこともあるほどの人気だ。

「ダコー」は、「時代の需要に応えた“都市型パン屋”」をコンセプトに、一人分にちょうどいい、あえて小ぶりな食べきりサイズのパンを展開。一人暮らしの方やパン好きの方が、選べる楽しさや残さず食べきれる安心感を感じながら、もっと気軽にパンを楽しめる ようにとの思いが込められている。

今回オープンする中目黒店のコンセプトは、「パンもドリンクも主役のベーカリーカフェ」。イートインならではの楽しみ方を提案するために“出来立て”にこだわり、クリームを絞るなどの仕上げや、リベイクなどを提供直前に行う。

中目黒店内装 (写真提供 :peace put Co.,Ltd.)

店内に入ると、40種類ほどのさまざまなパンがずらりと並ぶ。ダコーバーガーやカスクルートなどの食事系のパンから、ドーナッツやマリトッツォなどのスイーツ系など幅広いラインナップだ。見た目もかわいくてつい目移りしてしまう。

系列のアマムダコタンはマリトッツォブームの火付け役であり、現在流行中の生ドーナッツ専門店「I’m donut?」も姉妹店なので、まだ食べたことのない人は一度に食べれる絶好のチャンス。小ぶりなサイズ感なので3~4種くらいは食べられそうだが、がんばって絞っても10種類くらいになってしまう。無限の胃袋がほしい。

さらに、ドリンクメニューはなんと約60種類!オリジナルのヨーグルトドリンク『ダコグルト』や、飲みやすさを追求したコーヒー『エスプレッソソーダ』、抹茶ラテの進化系『フルーツ抹茶ラテ』など、好奇心がそそられるオリジナルドリンクが多く、スタッフの方も「覚えるのが大変でした」というほど充実している。

混雑時にカウンターで決めようとすると確実に焦るので、事前にメニューをチェックしておくことをおすすめする。

私は迷いに迷った挙句、スタッフさんにおすすめしてもらったフルーツ抹茶ラテのストロベリーをオーダーしてみた。パンは、雲仙ハムのクロックムッシュ、照り焼きバーガー、ダコフラン、ハニートースト(イチヂク)の4種をチョイス。

左上から時計回りに:雲仙ハムのクロックムッシュ、照り焼きバーガー、ダコフラン、ハニートースト(イチヂク)

クロックムッシュと照り焼きバーガーは、パン生地がもちもちしていて柔らかく、具材はしっかりめの味付け。ダコフランは、クロワッサンにカスタードソースを合わせたもので、エッグタルトのような味わい。ハニートーストはカリカリにキャラメリゼされたパンの上にクリームとイチヂクが乗っていて、食感と香りが楽しめる。ひとくちサイズなので、デザートにちょっとだけ甘い系のパンも食べたい時にちょうどいい。
フルーツ抹茶ラテ ストロベリーは甘さが控えめで、抹茶の爽やかな風味の後にいちごの甘さをほのかに感じる程度。食事系のパンを邪魔せず、スイーツ系のパンと一緒でもスッキリと飲める。

他にも気になるメニューがたくさんあったので、今度は複数人で訪れてシェアしながら色々試してみたいと思う。

店内で販売されているグッズ。ホログラムのミニ保冷バッグがかわいい。

人気店がひしめく中目黒に、また新たな行列を生み出しそうなdacō 。場所は中目黒の駅から徒歩5分ほど。改札をでたら横断歩道を渡り、「I’m donut?」を左手にして直進、目黒川を渡った「大樽」のすぐ先だ。近くには「1LDK」などのセレクトショップもあるので一緒に訪れたい。

dacō 中目黒(ダコー中目黒)
住所:東京都目黒区上目黒1-3-18
営業時間:11:00〜20:00
席数:店内40席、テラス20席
定休日:不定休(Instagramにてお知らせ)
Instagram:@daco.pan

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Orie Ishikawa

ZEROMILE編集担当。 歴史、文学、動物、お酒、カルチャー、ファッションとあれこれ興味を持ち、実用性のない知識を身につけることに人生の大半を費やしている。いつか知床にシャチを見に行きたい。

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