オアシス再結成!11月開催の『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』でおさらいしよう

2024年8月27日、X (旧Twitter)にて衝撃の再結成を発表した伝説のバンド、オアシス。1994年にリリースしたデビュー・アルバム 『オアシス (原題:Definitely Maybe)』 で瞬く間にロックンロール・スターへと駆け登り、90年代を代表するロックバンドとなった。しかし、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟の確執によってバンドは2009年に活動を停止。15年もの間、世界中のファンたちは再結成を望み続けてきた。
そして先日、XのOasis公式アカウントから2025年の夏にイギリス・アイルランドツアーが行われることが発表がされると、世界中のファンたちが思い思いにその喜びをポストした。

昔からのファンたちは過去の学習から、「また喧嘩して白紙に戻るかもしれないから喜ぶのはまだ早い」「リアムがツアーの途中で来なくなるかもしれない」などと警戒しながらも、期待に胸を膨らませている。
私がオアシスを聴き始めたのはすでに活動停止後だったので、「もっと早く知っていたらライブで見られたかもしれないのに」と思いながら楽曲を聴いていた。彼らが活動していた当時をよく知らない私でさえこんなにワクワクするのだから、昔からファンの人たちの喜びはいかばかりだろう。

『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』

さてそんな中、オアシスのデビュー30周年を記念した展覧会 『リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展』 が11月1日 (金) より六本木ミュージアムにて開催される。なんと素晴らしいタイミング。

2024年は、デビュー・アルバム のリリースおよび初来日公演から30年というビッグ・アニバーサリー・イヤー。これを記念し、改めて彼らの残した<永遠に色あせない>楽曲の魅力、そして唯一無二なその存在を多角的な視点で紐解く展覧会となっている。

2014年、わずか4日間という短期開催ながら1万人を動員したオアシス日本初の展覧会 『CHASING THE SUN:OASIS 1993 -1997 あなたにとってのオアシスとは』 から10年ぶりとなる本展では、彼らの愛用した楽器や直筆の歌詞の走り書き、バンド初期のアイコニックなオリジナル・ポスター群など、前回は紹介しきれなかった貴重なアイテムも多数展示する。
アルバムのアートワークを再現したフォト・スポット、彼らの過去のライヴを体感できるスペースなど、オアシスという稀有なバンドの魅力をその名曲とともに深掘りできる内容になる予定だ。

作詞作曲を手掛けるノエル・ギャラガーが 「不朽の名作」 「自分にとって最も大事な曲」 と豪語する 「Live Forever」 をタイトルに冠した本展。チケット発売は9月上旬を予定している。

オアシスの全世界でのトータル・セールスは7,500万枚超。2009年にバンド活動を停止するも、2020年には 「Wonderwall」 が90年代の楽曲として世界で初めてストリーミング10憶回再生を記録。2023年BBC発表による 「英国において最もストリーミングされている90年代のアルバム・ランキング」 では 『モーニング・グローリー』 と 『オアシス (Definitely Maybe) 』 がそれぞれ1位と2位を獲得。
日本でも映画やテレビ、CMなど様々なメディアで今も彼らの楽曲を耳にする。時代を超え、国境を超え、世代を超えて未だに衰えぬ熱烈な支持を集め続けるバンドがオアシスである。

リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展
会期:2024年11月1日(金)~11月23日(土)
会場:六本木ミュージアム
展覧会公式サイト:https://oasis-liveforever.jp/
X:@Oasis30th
Instagram:@oasis30th

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Orie Ishikawa

ZEROMILE編集担当。 歴史、文学、動物、お酒、カルチャー、ファッションとあれこれ興味を持ち、実用性のない知識を身につけることに人生の大半を費やしている。いつか知床にシャチを見に行きたい。

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