東京の渋谷区神山町に存在する漢方薬店「LAOSI」。渋谷駅から徒歩10分ほど、駅前の喧騒から外れ、落ち着いた雰囲気を漂わせながらも、人を惹きつける奥渋エリアに店を構える。1包から購入できる漢方入門の薬店として、近所にお住まいの方はもちろん、遠方から足を運ぶファンも多く、老若男女問わず人気を博している。
『統計の医学である漢方を、より現代的にシンプルに、分かり易く伝えること。』と『試し易く、続け易く。日々の生活になじんでいくように、しつらえること。』を使命とした漢方初心者の方にもおすすめのお店である。
漢方初心者でも安心!管理薬剤師の資格をもつ店主による親身なアドバイス
今回は漢方初心者である筆者が実際にサービスを体験してみた。漢方と聞くと、台湾や香港で見られるような重厚な店構えを想像するが、LAOSIは落ち着いたカフェのような外観で、誰でもふらっと立ち寄ることができそうなお店だ。中に入ると店主の松浦尚子氏が出迎えてくれる。柔らかい印象で、フランクに会話しながら、おすすめの漢方を紹介してくれる。
日々のちょっとした身体の不調や悩みなどを伝え、普段の生活習慣、食生活に関する質問に答えながら、自分にぴったりの漢方を探してもらう。舌診という舌の状態から身体の健康状態を把握する診断も可能で、思わず「占い師ですか?」とつっこんでしまいそうなほど適格な診断で驚きと共に面白さを感じた。
筆者の場合、胃腸を整える必要があるのと、首より上に熱をため込んでしまう体質らしく、身体に良いと思ってよく食べていた“生姜”が、実は自分の身体の状態にはあまりよくなかったという衝撃的な事実を知らされた。ここでは漢方だけでなく、普段の食事や生活習慣に対するアドバイスもしてくれる。
店内の商品はすべて美味しく飲みやすい漢方だけを厳選
ここで実際に筆者に合う漢方を試させてもらうことに。漢方と聞くと薬のような飲み方をイメージしたが、ここで提供されたのは一杯の漢方茶だった。作り方は簡単で、パックになった漢方薬を水に入れてレンジでチンのみ。店内にあるクコの実などのトッピングをしてその場で飲むことができる。
気になる味はというと…。「なにこれ美味しい!」
苦味は全くなく、寝る前や仕事の休憩時など、ほっと一息つきたい時などにピッタリの一杯だ。作り方も簡単で効果もすぐに感じることができるとのこと。これなら簡単に続けることができそうだ。
保健室の先生のような存在でありたい
病院に行くまでではないが、何か体調が優れない。寝つきが悪くて困っている。など、多くの方が抱える身体の悩みに寄り添える存在でありたいという松浦氏。カフェのようにふらっと立ち寄って、漢方茶を一杯飲みながら気軽に相談できる、そんなお店を目指しているのだそうだ。もちろん旅行中の突然な体調不良にも対応している。旅行中に起こりがちな食べ過ぎによる胃もたれ、飲みすぎによる二日酔いなどに効く漢方も扱っている。疲れに効くパワー系の漢方なら、思う存分旅行を楽しむことができるだろう。東京にお越しの際は、ぜひ店舗まで足を運んでみてはいかがだろうか。
「ハーブティー以上、漢方薬未満」の漢方薬膳茶4種が新登場!
4種詰め合わせセット: 1,250円(税込)
商品開発期間は約1年。膨大な数のハーブ・生薬・スパイスの中から、0.01グラム単位でのブレンドの検証を繰り返し、じっくりと時間をかけて納得できる商品を開発。毎日飲めるハーブティーのような「飲みやすさ」と、漢方薬ほどではないけれど十分な「効能」のバランスを徹底的に意識した漢方薬膳茶。オンラインでの販売も実施。毎日の養生生活を手軽に、まずはLAOSI薬膳茶から実践してみてはいかがだろうか。
LAOSI/ラオシ 〒150‐0047 東京都渋谷区神山町42-9 営業時間:12:30-17:00 ※毎週水・日・祝日定休日 オンラインショップ:https://humane.jp/collections/laosi