「シックスセンシズ 京都」で体感する極上の“眠りのおもてなし”

京都の伝統を独創的に表現したロビーラウンジ。

歴史的な寺院や文化的な名所が連なる、京都の東山エリア。この地に、自然の解放感とデザイン性が溶け合う、自然派ラグジュアリーリゾート「シックスセンシズ 京都」が誕生。海外からも注目を集めている。

建物には、京都の“雅”を現代的に構築したモダンなデザインが随所に点在。それを象徴するのが、真っ先にゲストを迎えるロビーラウンジである。壁に設えた装飾は、16世紀からの伝統技法を受け継ぐ「楽焼」の屏風。504枚ものタイルを用いて、源氏物語の舞台のひとつである鞍馬山を表現している。その鮮烈な美意識に圧倒されたかと思えば、向かいの壁には、日本最古の“漫画”といわれる国宝「鳥獣戯画絵巻」が立体的なアートに変容してゲストの目を楽しませる。

客室は日本の伝統を再解釈したモダンな客室。

このホテルが“自然派”を語る所以は、木や石といった天然素材を使用した心地よい空間設計に加えて、高低差のある地形を活かし、3層のフロアごとに折り重なるような美しい庭園を作庭していること。そのため、81室の客室から中庭や豊国神社などの自然に満ちた景色を楽しむことができる。さらに、隣接する豊国神社の敷地にはハーブガーデンや菜園も配するなど、自然との繋がりを徹底したバイオフィリックデザインが採用されている。

石組みを施した、モダンな日本庭園付きのスイートルーム。

そんな「シックスセンシズ 京都」から、このほど特別な眠りの“おもてなし”が登場。それが、“スリープ”と“バケーション”の造語からなる“スリープケーション”プランだ。

特筆すべきは、30種類のバイオマーカーと10種類のインジケーターで心身の状態を内側からチェックする「ウェルネス スクリーニング」や、指にトラッキングリングを装着し、睡眠パターンを算出し、専門家によるセッションを受けられる「睡眠トラッキング」など、最新のサイエンスから眠りをサポートしていること。

1枚目:「ウェルネス スクリーニング」は日本で唯一のプログラム。
2枚目:最新テックを用い筋肉の回復を促す「バイオハック リカバリー」はジェットラグ(時差ボケ)の解消にもなるという。

また、不眠症対策の研究から生まれたCBD成分を含むボディオイルによるトリートメント「ドリームキャッチャー」、温度の異なる3つの浴槽を完備した「温浴リチュアル」など、リラクゼーション面からも眠りに特化したメニューを用意。

さらに標準設備として、すべての客室にハンドメイドによる特注のオーガニックマットレスや温度調整枕、コットンのシーツやリカバリーナイトウェアを備えている点も、ホリスティックウェルネスを軸に据えた「シックスセンシズ」ブランドならでは。

1枚目:快適な安眠環境を整えた「Sleep With Six Senses」。
2枚目:背中や首、肩の深部の筋肉をほぐした後に、スカルプ&フットマッサージを組み込んだ「ドリームキャッチャー」。
3枚目:浴槽のほか、スチーム&ドライサウナも完備した「温浴リチュアル」。

こうしたサービスに加え、眠りのための食材を用いた特別ディナーを堪能できるのも同プランの魅力。たとえば、メインディッシュの和牛は消化に優しいフィレ肉を使用。リゾットにも睡眠の質を向上させる栄養素を多く含む雑穀やきのこ、ナッツを使っている。コースのフィナーレを飾るデザートはバナナアーモンドミルクプリン。ともに味わうお茶は、カフェインを含まないホテル自家菜園のハーブティーとディテールにわたり快眠を追求。

極上の眠りがもたらす、一期一会の京都ステイを「シックスセンシズ 京都」で叶えてほしい。

総料理長の宍倉宏生氏による渾身の快眠ディナー。

寺院のような外観からは想像もつかない自然が、館内の随所から眺められる。このギャップも「シックスセンシズ 京都」の魅力といえる。

シックスセンシズ 京都
住所:京都市東山区妙法院前側町431
電話:075-531-0700
公式サイト:https://www.sixsenses.com/jp/kyoto

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Takako Kabasawa

クリエイティブディレクター。女性誌や書籍の執筆・編集を中心に、企業のコンセプトワークやブランディングも行う。着物や茶の湯をはじめとする日本文化や、地方の手仕事カルチャーに精通。2023年に、ファッションと同じ感覚で着物のお洒落を楽しむブランド【KOTOWA】を、友人3人で立ち上げる。https://www.k-regalo.info/

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