文化財に滞在できる料亭旅館「柳川藩主立花邸 御花」2025年1月11日リニューアルオープン

福岡県柳川市にある「柳川藩主⽴花邸 御花」はかつて柳川藩主だった立花家の屋敷を、今も立花家の末裔が守り続けている料亭旅館だ。2025年1⽉11日、ホテルの全客室やロビーなどを改修し、リニューアルオープンを迎えた。

400年の歴史・文化を受け継ぎ、現在は屋敷の全敷地7,000坪が国指定の文化財(国指定名勝)であり、日本で唯一の泊まれる国指定名勝だ。料亭旅館の創業から75周年となる記念すべき年にあわせ、100年先も変わらない、文化財の空間とも繋がり合うような空間に生まれ変わった。

■客室

全20室の客室はそれぞれ個性の異なる8タイプが用意されている。日本庭園「松濤園」側の客室は庭園と建物が眼前に広がり、かつてここで暮らしていた柳川藩主になったような気分を味わうことができる。
客室の備品には自然由来のバスアメニティや紙パックのミネラルウォーター、竹製の歯ブラシ・櫛を採用するなど環境に配慮したアメニティを揃える。

■エントランス・ロビー・ラウンジ
宿泊者専用のエントランスには、かつて殿様屋敷に使用されていた礎石を使用した石畳や地元の石材を使用したサインを配し、ロビー・ラウンジでは、福岡県八女市の伊藤権次郎商店の八女提灯でつくられた照明や佐賀県諸富町のレグナテック株式会社の家具を導入するなど、伝統工芸や地場産業のプロダクトを取り入れた設えとなっている。ロビーやラウンジで流れる音楽もオリジナルで制作し、ゆったりと流れる悠久の時を感じる空間を演出する。

■会席料理
日本一の干満の差が生み出す豊かな海である有明海と肥沃な筑後平野により、柳川は古くから豊かな食材に恵まれた土地だ。地元でとれた食材を使い、地場の野菜や果樹とも関係の深い立花家のストーリーを会席料理で表現している。

■体験
「お舟で朝食プラン」では、柳川の街全体に広がる水路を巡り、街の雰囲気を感じながらゆっくり舟にゆられながらゆったりと朝食を楽しめる。また、立花家や御花の歴史を熟知したスタッフによる文化財エリアのガイドや、四つのテーマで選書された書籍を堪能できるブックラウンジ、文化財の空間とペアリングするような読書体験ができる「殿様嗜本」と、この場所だからこそ味わえるさまざまな体験が用意されている。

リニューアルオープンを記念し、公式サイトからの予約限定で特別料金での予約が可能。詳細は以下をご確認いただきたい。


リニューアルオープン記念セール
予約対象期間:2025年1月11日〜2025年2月28日
内容:
1泊2食付プラン:20%オフ
1泊朝食付プラン:10%オフ
https://www.chillnn.com/1914507ebdc11/plan#hotelMenu
※販売は公式サイトのみ。電話予約も対象。

柳川藩主⽴花邸 御花
〒832-0069 福岡県柳川市新外町1
TEL 0944-73-2189
https://ohana.co.jp/lp/renewal-open-jan-2025/

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ZEROMILE 編集部

知的好奇心旺盛なミレニアル世代に日本の情報を発信。 「好奇心が心理的距離をゼロにする」をテーマに、編集部がピックアップした情報を掲載。

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