「Shibuya Sakura Stage」商業エリアに個性豊かな37店舗がオープン!

渋谷駅に隣接し、代官山や恵比寿へのアクセスもよい桜丘エリアの約2.6ヘクタールの敷地を整備して誕生した「Shibuya Sakura Stage(シブヤサクラステージ)」。2024年7月25日、商業エリアにショップ及びレストラン37店舗が新たにオープンした。

写真左側がSHIBUYAサイド、右奥に見えているのがSAKURAサイド

「Shibuya Sakura Stage」は、道路を挟んでSHIBUYAサイド(SHIBUYAタワー&セントラルビル)とSAKURAサイド(SAKURAテラス&SAKURAタワー)に分かれており、SHIBUYAタワー、セントラルビル、SAKURAテラスは高層階がオフィスエリア、低層階が商業エリアとなっている。

4階「サクヨン」レストラン&カルチャー

SHIBUYAサイドの4階はカルチャーとフードが交わることで新たな繋がりが生まれる場として「サクヨン」と名付けられている。
ショップは、渋谷エリア最大級の書店「TSUTAYA BOOKSTORE」のほか、シェアオフィス「SHARE LOUNGE」、インディークリエイターの拠点として作られた「404 Not Found」など、趣味と仕事の世界の垣根を超えて行き来できる。

レストランエリアは、桜丘の新たな“商店街”をイメージしたフードホール「FOOD MET(フードメット)」と名付けられ、全17店の飲食店が軒を連ねる。先ほど紹介した404 Not Foundの向かいは「渋谷 By STREET」と呼ばれるエリアで、ソウルミュージックの流れるカジュアル寿司、ライブキッチン型鉄板ステーキ専門店、自家製トルティーヤが名物のメキシカンなど個性豊かな6店舗が路面店のように並んでおり、オープンな雰囲気なのでフラっと入りたくなってしまう。

また、その先にあるカウンターのみのテナント「404 Kitchen」は、これから飲食をスタートしたいフードクリエイターたちのチャレンジレストランとなっており、期間限定で様々なシェフの作り出す料理と出会える。

奥へ進むと、「SHIBUYA SAKURAGAOKA BEER HALL」と名付けられたフードコートのようなエリアがある。施設内で醸造したビールを提供する「SHIBUYA BREWERY」を中心とし、表参道のミシュラン一つ星「LATURE」の室田シェフによる”日本のピザ”を提供する「CielPizza(シエルピザ)」、人気ベトナム料理店「スタンドバインミー」が展開するフォーとスパイスカレーの新ブランド「Stand Phở You(スタンドフォーユー)」など魅力的な8店舗が出店。それぞれの店に気になるメニューがいくつかあったので、制覇するには時間がかかりそうだ。

3階 ショップ&イベントスペース

ショップはカネボウ化粧品のメイクアップブランド「KATE」の初のグローバル旗艦店や、「サンリオ」「キャラコレ」などのキャラクター雑貨店が並ぶ。イベントスペース「BLOOM GATE」「にぎわいSTAGE」はAR等の最新のデジタル演出を体験できるスペースとなっている。

KATEグローバル旗艦店では、他では受けられないサービスが盛り沢山なのでメイク好きは要チェックだ。誰の化粧ポーチにも必ず1本は入っているであろう口紅「リップモンスター」のWEB限定色を含む全ての色を試すことができるほか、AI技術と独自理論を使った顔印象分析によりパーソナライズされた4色のアイカラーが自動販売機のように出てくるデジタルコンテンツ「KATE iCON BOX」が試せるのもこの店舗だけ。これ以外にも、アイシャドウを組み合わせてオリジナルのパレットが作れるサービスなどもある。
休日には大行列になりそうな予感。覚悟して参られよ!

2階 食と食にまつわるショップ

駅からもアクセスしやすい2階には、渋谷で働く・遊ぶ・暮らす人々の利便性を向上させる店舗が配置されている。コーヒー豆や輸入食品を扱う「カルディコーヒーファーム」では、スイーツやサンドイッチのテイクアウトが可能。また、食をベースとした地域応援・生産者支援を行う「CHEEAT TOKYO(チート トウキョウ)」では、セレクトショップのように楽しみながらさまざまな食材と出会える。スーパーマーケットの「東急ストア」も入っており、仕事帰りに夕飯の買い物ができるのもありがたい。

これ以外にも、1階には「渋谷かっちゃんラーメン」やものまねショーパブ「DAIKON」、B1にはトータルビューティーサロン「HAIR DRESSER by atelier haruka」など個性豊かな店舗が並ぶ。また、7月25日以降、オープニングイベントとして施設の各所でイベントが開催される予定なので、詳細は公式ホームページをチェックしてみてほしい。

JRをご利用の方は、移転した渋谷駅新南口改札からすぐなので、そちらを利用すれば迷わず行けるだろう。地下鉄をご利用の方は「渋谷ストリーム」の3階に連絡通路があるのでそちらのルートが便利だ。

Shibuya Sakura Stage
ウェブサイト:https://www.shibuya-sakura-stage.com/

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Orie Ishikawa

ZEROMILE編集担当。 歴史、文学、動物、お酒、カルチャー、ファッションとあれこれ興味を持ち、実用性のない知識を身につけることに人生の大半を費やしている。いつか知床にシャチを見に行きたい。

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