メコンの国の手織りもので現代的な着物を作るブランド「PONNALET」がアニバーサリーブックを発売

ラオスやカンボジアなど、メコン川流域の国々の“手織りの布”にフォーカスし、着物や帯へと展開してきたブランド「PONNALET(ポンナレット)」。2025年に25周年を迎え、ブランドの歩みを振り返るアニバーサリーブック『PONNALET 布をまとい、布をいかす』が発売となった。

装丁は、葉山の鮮やかな空や海を感じるブルーを基調とした上製本。PONNALETの代名詞である布をコラージュした半幅帯をイメージしたという表紙は5パターンあり、実際に帯を選ぶ時のように、自分好みのものを選ぶ楽しさと、手にする喜びを感じられる。

内容は3章仕立てになっており、ページをめくるたびに、異国情緒漂う美しい写真と新鮮な着こなしにワクワクしてしまう。

1章 布の巡り

オーナーである江波戸玲子氏がメコンの国と出会い、どのようにしてオリジナルの布から着物や帯を制作するようになったのか、という“始まりの物語”が綴られている。手織の美しい布を求め、インドやイタリアまで「PONNALET」が広がっていった軌跡をたどる章。

2章 普段着の布

オリジナルの着物や帯を中心に、手織りの布を主役とした洒脱な装いを紹介。手仕事の美しさに満ちた布たちの端裂さえも無駄にしたくないという思いから、コラージュして半幅帯を作ることになったエピソードや、オリジナルのバッグや草履のラインナップにも注目。老若男女の心躍る装い、カンボジアの万能布クロマーの「PONNALET」流の楽しみ方も披露。

3章 葉山の時間

江波戸玲子氏にとって人生の止まり木となった葉山の家と、そこで繰り広げられるギャラリーの多彩な催しを通して、「PONNALET」というギャラリーが放つ豊かな感性を感じる章となっている。

『PONNALET 布をまとい、布をいかす』
江波戸玲子・著
4180円(税込)

書籍はギャラリーでのイベントを中心に販売される予定。また、その他発売記念イベントが行われる予定だ。

●森岡書店
住所:東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階
instagram:@moriokashoten 
会期:2025年6月3日(火)〜8日(日) 13:00〜19:00
*6月3日(火)19:00〜銀座の「中小企業会館」(中央区銀座2-10-18)にて、出版記念トークイベントを行います。詳細は下記よりお申し込みください。
https://peatix.com/event/4428169

●gallery 一白
住所:東京都中央区目黒1-1-17
https://www.ippaku.jp/
会期:2025年6月27日(金)〜7月2日(水)11:00〜18:00

【書籍お問い合わせ】
PONNALET
Mail:info@ponnalet.com
HP:http://www.ponnalet.com

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ZEROMILE 編集部

知的好奇心旺盛なミレニアル世代に日本の情報を発信。 「好奇心が心理的距離をゼロにする」をテーマに、編集部がピックアップした情報を掲載。

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