
開放感あふれる「The Library Lounge」
天王洲の運河沿いに佇む 「ANAホリデイ・イン東京ベイ 」が、2025年にIHGホテル&リゾーツが展開するブランド「ホリデイ・イン」として生まれ変わった。ラウンジの扉を開けると、目に飛び込むのは壁一面の書棚。1階にオープンした 「The Library Lounge」には、なんと約25,000冊ものコミックや書籍が収蔵されている。日本のマンガや文学を多言語で楽しめる蔵書構成で、訪日外国人旅行者にとっての新しい文化体験が叶い、新たな旅時間を紡ぐホテルのあり方として注目を集めている。

曲線を描く書棚に遊び心が漂う。
空間をダイナミックにとらえた書棚の配置は、あたかも好奇心の迷宮を旅するかのよう。ライブラリーにはカフェが併設され、日中は陽光が差し込む開放感溢れる空間で心ゆくまで読書に没入できる。さらに、各席にはコンセントと高速Wi-Fiを完備し、リートワークやオンライン会議の環境も整う。本とともに“思考する時間”を自在にデザインできるのだ。一方、日が暮れると天王洲の運河が幻想的に輝きを放つ。ライブラリーも落ち着いた照明へとかわり、仲間や家族と語らいながらリラックスできるひとときを過ごすことができる。


夜になるとベイエリアの幻想的な光景が広がり、「The Library Lounge」もシックな空間へと変容。
ゲストルームは全132室。窓辺からは、レインボーブリッジや品川の高層ビル群、運河に浮かぶ船の光などを一望。柔らかなグレーとベージュを基調にした上品なインテリアから、ドラマティックな東京湾を一望するコントラストも一興といえる。さらに、ホテル内にはメディアラウンジやフィットネスジム、セルフランドリーなど長期滞在をサポートする施設も充実。テラスに出て風を感じる朝、The Library Loungeで本をめくる午後、東京湾の光を眺めながらグラスを傾ける夜。そのすべての瞬間が、一期一会の一冊の物語のように旅の余白に彩りを添えてくれることだろう。



羽田空港からのアクセスもよい好立地に立つ。
ANAホリデイ・イン東京ベイ
所在地:東京都品川区東品川2-3-15
電話:03-6701-8888
Webサイト:https://www.ihg.com/holidayinn/hotels/us/en/shinagawa/tyots/hoteldetail